旅の疲れを癒すホテル。こんなところにも注意してみよう
旅先で長い夜を過ごすわけですから、ホテルや旅館を選ぶポイントは値段だけ、というわけにはいきません。アメニティの充実や窓からのビュー、ホテルならレストランやショップ、旅館なら露天風呂の有無や料理の内容など、気になるポイントはたくさんありますよね。
そのなかでも、意外と見落としがちなホテルを選ぶポイントや、実際に宿泊したときに気を付けておきたい点などをとりあげてみました。
102:赤ちゃん連れでホテルに泊まるとき
赤ちゃんや小さな子供と一緒に旅をして宿泊する場合、ホテルを選ぶポイントのひとつが立地です。
哺乳瓶に粉ミルク、おむつ、離乳食などを持参しつつも、旅先で「あ、足りない!」とか「持って来るのを忘れた」ということはよくある話。
ベビー用品はコンビニでは揃わないので、どうしてもドラッグストアのお世話になることに。そこでホテルのそばにドラッグストアがあるかどうかを前もって予約時にチェックしておきましょう。
103:子連れで旅館に泊まるとき
遊びたい盛りの小さな子供を連れて旅館に泊まるときは、予約の時点でその旨を伝えますが、その際に宿に対してさらに伝えておきたいことが。
それは部屋の調度品のうち、壊れものを撤去してもらうことです。花瓶や掛け軸、壷などが該当します。子供が部屋で遊んでいて壊してしまうのを防ぐためです。
せっかく楽しみに出かけた先で、高価なものを壊してしまって謝罪だ弁償だといった目に遭わないようにするために、先回りして気を利かせておきましょう。
104:夜長を部屋でまったりと
ホテルにせよ旅館にせよ、夕食後、寝るまでにはいくぶん時間があります。この時間をどう過ごすかはその人次第なのですが、お酒が飲める人ならば、部屋で少々嗜むのもいいものです。
ただ、普通に飲むよりは、せっかくの旅先ですから、昼間のうちに地元ならではの酒のアテを確保しておいて、夜にいただくのがステキです。酒もご当地ならではの地酒だとさらにGOOD。部屋の冷蔵庫で冷やしておきましょう。
ワイングラスやオープナーなどもフロントに頼めば貸してくれます。
105:チェックアウト時は身軽に
旅に持参する荷物はなるべく少なくしたいもの…とはいえ、やはりある程度の重さにはなってしまいます。
さらに旅先で土産を買えば、そのぶん重量は増えてしまうわけで。
マイカー旅行ならトランクに詰め込んでしまえば済むので何も考えずにすむのですが、電車や飛行機利用の旅だとそうはいきません。
そこで、ホテルや旅館のフロントから余計な荷物を宅配便で送ってしまいましょう。フロントには伝票や段ボールも有料で用意してあります。着払い伝票もありますし、もちろん配達日・時間指定もできますから、旅のスケジュールに合わせて送ることも可能です。
フロントが混み合うチェックアウト時ではなく、前もってフロントに頼んでおくと作業がスムースに進みます。
106:モーニングコールは二重で
ホテルの目覚ましといえば、モーニングコールを電話機を使って設定するパターンと、ベッドサイドの時計で合わせるパターンがあります。
どちらか片方だけ設定しておけば大丈夫…と思いたいのですが、機械が故障することもありますし、使い慣れない機器なだけに自分自身の設定ミスが原因で正しい時間に鳴らなかったり…というおそれが。
旅先での寝坊を防ぐために、ホテル備えつけの目覚ましやモーニングコールだけでなく、自身が持参しているスマホや携帯電話のアラームもセットしておきましょう。ダブルで備えておけば安心です。
107:部屋の乾燥を防ぐ
ホテルで過ごす時に気になるのが部屋の乾燥。てきめんに喉をやられてしまう人、多いですよね。
空調を切ってしまうのも手ですが、自身で調整できないタイプの部屋も多いため、なかなかそうもいきません。
まず予約時なりチェックイン時なりに加湿器があれば借りておきましょう。あれば儲けものですし、しかも早い者勝ちです。
加湿器がない場合、旅慣れた人は部屋に入るとまずバスタブに熱めの湯を張って、バスルームへ通じるドアを開けておくもの。バスタブから漂う湯気で部屋を加湿してしまう手法です。
さらにバスタオルをその湯でたっぷり濡らし、空調の風が来る場所に干しておきます。意外と時間がかからずに乾いてしまうので、たまにチェックして、乾いていたら再度濡らしましょう。
また、枕元にも湯を入れたコップを置いておく、マスクを持参しておきマスクしたままで寝るなどの対策も有効です。