旅を楽しむコツとアイデア対策100選

子連れ旅行は何かと大変
少しでも楽してトクするコツ

子連れ旅行のコツとアイデア

小さな子供は何歳から旅行に連れていってもOK?

小さな子供を旅に連れて行くと、いろいろと厄介事が増えるものです。それでも旅先での思い出を子供とともに作って行きたいと思うのが親心。

結論から言えば、赤ちゃんは首が座らないうちは旅行は無理。逆に首さえ座ればある程度の遠出も可能です。
そうは言っても、いくつかのポイントを押さえておかないと、旅先で苦労するのはやはり親。子連れ旅行をするなら必読のコツを紹介します。

こども

68:3歳未満なら国内線飛行機はタダ

首がすわっていれば、旅行には問題ないとはいうものの、旅に連れて行けば当然おカネがかかります。

そこでチェックしておきたいのが、航空機の運賃。
国内線なら3歳未満の幼児は無料になります。当然座席をひとりで独占できるわけではなく、親の膝の上に抱っこすることになるのですが。

また、国際線でも2歳未満の幼児は大人運賃の10%で乗ることができます。ちなみに乳児でもパスポートは必要です。パスポートは本人でないと受け取れないので、受け取りには必ず本人を連れて行きましょう。

飛行機

他にも航空会社や機種にもよりますが、バシュネットと呼ばれる赤ちゃん用の簡易ベッドを無料で使わせてくれるところもあります。事前予約が必要になる場合がほとんどです。またバシュネットは赤ちゃんの体重に制限があったりもしますので、必ず電話で確認を。

69:赤ちゃん連れで海外旅行するなら

ぐずったりおむつ替えの必要があったりとなかなか大変な赤ちゃん連れの旅ですが、まして海外となるとその移動だけで親子ともどもぐったりしてしまいます。

さすがに乳児を6時間とか9時間のフライトに乗せてしまうのは止めておいた方がよさそうですが、3時間程度ならうまくやれば赤ちゃんにも周囲の客にもストレスを与えることなく過ごすことも可能です。

3時間程度のフライトで行ける海外といえば、グアムやサイパンあたりが無難でしょう。衛生や治安の面でも心配ありません。

赤ちゃんとベビーカー

極力、空港には早めに到着し、搭乗前に授乳やおむつ替えを済ませておきます。空港の授乳室を利用しましょう。
ベビーカーはなるべく使いなれたものを持っていきましょう。大型のものは扱いにくいので、軽量コンパクトな折り畳めるものをオススメします。

70:航空機内での過ごしかた

機内は適温に保たれているものの、冷房で身体が冷えたり、暖房で逆に汗ばんだりします。着ているものを増やしたり脱がせたりして、体温調整をしっかり見て上げましょう。

また、乳児は耳抜きができないので、離陸後や着陸前の気圧の変化でぐずってしまいます。おしゃぶりをくわえさせるか、飲み物を与えましょう。

赤ちゃん

搭乗前に済ませておいたとしても、いつなんどき授乳やおむつ替えが必要になるかわかりません。授乳は基本的に座席ですることになりますので、キャビンアテンダントに毛布を借りて覆うようにして授乳します。
また、ミルクの場合なら頼めば作ってもらえます。ただしミルクは持参しましょう。
そして、おむつ替えは必ずトイレで。座席でのおむつ替えは厳禁です。おむつも当然自前で用意して機内へ持ち込んでください。

食事は国際線の場合、事前予約すればベビーミールやチャイルドミールを用意してくれます。

あとは、とにかくぐずらないようにあの手この手を使います。音が出ないおもちゃを予め購入し、手荷物の中へ隠しておきましょう。いざというときに取り出せば効果があります。また、国内線なら絵本の貸出もあります。
また、ハイハイができる年齢以上なら搭乗前に空港のキッズルームでさんざん遊ばせて疲れさせてしまうのも手段。機内ではぐっすり、というわけです。

あらゆる手を尽くしてもぐずってしまう場合は、諦めも肝心です。その場合は周囲の乗客にひとこと詫びておきましょう。それだけでもプレッシャーが違ってきます。

71:添い寝無料の宿を探す

乳児や幼児なら宿によっては宿泊料を取らないところもあります。いわゆる添い寝扱いです。

子供のためにベッドも布団もあらゆるアメニティも用意しません、ということです。当然食事も用意されません。

アメニティや布団は不要だが、食事は必要などという場合は、やはり子供料金を取られることが多いようです。

添い寝無料の宿は、探してみなくては見つからないもの。運よく宿のホームページに記載があればいいですが、情報が見つからない場合は電話で直接尋ねてみるしかありません。

旅館の部屋
▲添い寝無料の旅館を探そう

72:直前割引を利用する

子連れ、子無しに関わらず、旅の予算は抑えたいモノ。宿泊にかかる金額は大きな割合を占めますから、やはり気を配っておきましょう。

とはいえ子連れでライダーハウスやとほ宿を利用するのは難しいわけで、いわゆるホテルか旅館をチョイスすることになります。

料金が跳ね上がるGWや盆、正月に宿泊しないのはもちろん、なるべく平日ないし休前日ではない日を選んで泊まります
その上で試しておきたいのが直前割引。たとえばトク―!なら宿泊日に近ければ近いほど安くなるというシステムを採用しています。添い寝の場合の料金設定も記載されているので、子連れの旅での宿探しにはうってつけです。

ホテルの部屋

73:意外と盲点なのが保養所

見逃しがちなのが、勤めている会社の福利厚生施設です。一定の規模以上の企業なら保養施設を保有していたり、リゾート業者と提携して格安で利用できたりします。
また、大企業の関連会社でも、親会社の施設を利用できる場合がありますので、確認をとってみましょう。

また、 住民票を置いている自治体が経営・提携している保養施設を探すという手もあります。

保養所

74:素泊まりできる宿を探す

温泉宿ならば、いっそ温泉と睡眠に重点をあてて、食事を旅館内で摂らないという割り切りかたもできます。いわゆる素泊まりです。

素泊まりでの宿泊を受け入れてくれる宿はある程度限られてきますし、その場合の料金設定も宿の裁量次第ですので、事前に電話で尋ねておいて予約するのが良いでしょう。夕食なし朝食付きというパターンもあります。

旅館

この場合、夕食はチェックイン後に宿の近所で軽く外食するか、もしくは予めチェックイン時刻を遅めに申告しておき、先に夕食を済ませてからチェックインします。あくまでも夕食は軽めに安いものを。せっかく旅行に来たのだからと奮発してしまうのなら、最初から宿の料理を食べましょう。

そのぶん、昼食はちょっと豪華にしてもいいですね。夜なら値の張るレストランや料理店も、ランチならプライスダウンで美味しい料理を提供しているものです。

ちょっと変わった旅をしたい